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化学物質管理者専門的講習テキスト【総合版】 リスクアセスメント対象物製造事業場・取扱い事業場向け =関連法令・資料等収録=
■城内博先生編著、及び労働安全衛生総合研究所研究員による著
■本編(第1章~第11章)カラー!
■法令により新たに選任義務が生じる「化学物質管理者」必携テキスト!
■実習3時間分も含む、厚生労働大臣告示12時間の講習内容を網羅した総合版テキスト!
■自律的管理を何から始めたらよいかを記載!
■簡易チェックリスト(例)も収録!
令和6年4月、事業所によって化学物質管理者選任の義務が発生いたします。本書は、厚生労働省発行のテキストを草案として再構成し、実習内容も追加しております。さらに、押さえておきたい通達類や各種資料など必要な情報も付録としてまとめられており、化学物質管理者の育成や仕事に必携の一冊となっています!
●<はじめにより一部抜粋>
わが国では化学物質による事故が後を絶たないが、原因の一つとして、労働災害防止を目的としたさまざまな措置が定められている物質の数が限られ、事業者はこれらの物質の対策に注力し、それ以外の物質への対策がおろそかになったこと、あるいは危険性・有害性が不明で措置等が定まっていない物質へ切替え使用したことが指摘されている。
このような現状に鑑みて、労働者の健康を確保、維持するために職場の化学物質管理を広範な物質に拡大し、より合理的に実施するための政省令改正が行われた。これは従来の「法令順守型」から「自律的な管理」への移行を促進するものである。そのための制度改革の重要な柱として、化学物質を扱う職場では事業場規模にかかわらず「化学物質管理者」を選任することが義務付けられた。
本書は、これらの新たな内容を十分に取り入れ、真の「自律的な管理」を遂行できる化学物質管理者を育成するために開発された。「自律的な管理」においては、特に労働者に対する取扱い物質の危険性・有害性に関する情報伝達及びリスクアセスメントに係る事項が重要であるが、これらは「法令順守型」においては十分に整備・活用されてこなかった。「自律的な管理」においてはこれらについて改正が行われ、より広範・柔軟に活用されることが期待されている。
本書は、労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 化学物質情報管理研究センターによってまとめられ、化学物質管理者講習テキスト作成委員会(厚生労働省)で検討・修正のうえ公開された「化学物質管理者講習テキスト」の草案がもとになっており、本編(第1章~第11章)と付録からなる。今回の政省令改正では化学物質管理のあり方が抜本的に変更されたことから、その背景や関連事項(法令含む)についても追加し付録も充実させた。これは受講者には自律的な管理に対する理解が深まるように、また専門的講習の講師には講義の参考となるようにとの思いからである。本書が化学物質管理者の育成に広く活用されることを願う。
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