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所得の不平等、資源利用、気候変動、労働者から機械への置き換えなど、ビジネスの力が社会問題に及ぼす影響が大きくなっています。また、人口の増加と高齢化、新型コロナウイルス感染症のパンデミックなど、世界の問題の中には、ビジネスの責任ではない課題も山積しています。
企業は、これらの課題をほとんど顧みずに利益の創出を目指すこともできます。しかし、著者のアレックス・エドマンズ氏は「社会問題を解決する優れた力を持つ企業が、そうした問題を無視してはならない」と語ります。
企業がパーパスを実現し社会に対する責任を果たすことと、利益を創出することは、一見トレードオフの関係に見えます。しかし本書では、パーパスを軸としたビジネスや、従業員や顧客を含めた多様なステークホルダーを大切にしている企業が、長期的には一貫してより成功していることを様々な論文を用いて実証しています。
そして「パイコノミクス」という概念を提唱し、企業経営者、資産家、投資家、顧客、従業員、市民といった多様な人々がそれぞれの立場で、パーパスと利益の両立を目指しながら難しい決断を下し、直面するハードルを乗り越えるための原則やロードマップを示しています。
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