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健康寿命は、WHO(世界保健機構)が提唱した健康指標で、
「日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと」
と定義されています。
要は介護などを受けず、日常生活を制限なくひとりで過ごせる状態を指しています。
たとえば寝たきりの状態で介護が必要であれば、健康寿命は失われていることになるのです。
あるいは、認知症になり、ひとりでの生活が成り立たない場合も健康寿命が終わっていると言えます。
ですから、健康寿命を延ばすということは「自分ひとりで生活できる能力を保つ」ということになります。
ただ、健康寿命という言葉だけにとらわれると、年老いて弱っていく自分を受け入れられなくなることもあります。
避けられない老化を受け入れながら、正しい情報を元にできることをする、ということが本当の意味での健康寿命を延ばすことにつながるのではないでしょうか。
健康は人生にとって大切なものですが、実はとてもあいまいでわかりづらい言葉でもあります。
本書では、健康、老化、病気、寿命などの、普段何気なく使っている言葉から、改めて健康寿命の本質を考えていきます。
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