中間層が縮小するなかで、福祉国家はどこに向かうのか。
日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの6カ国について、財政学と政治学の観点から考察する。
●著者紹介
高端正幸(たかはし まさゆき)
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授。財政学、地方財政論。『福祉財政』(共編著、ミネルヴァ書房、2018年)、『財政学の扉をひらく』(共著、有斐閣、2000年)、ほか。
近藤康史(こんどう やすし)
名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。名古屋大学大学院法学研究科教授。比較政治学。『社会民主主義は生き残れるか』(勁草書房、2016年)、『分解するイギリス』(ちくま新書、2017年)、『ヨーロッパ・デモクラシーの論点』(分担執筆、ナカニシヤ出版、2021年)、ほか。
佐藤 滋(さとう しげる)
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士課程修了。博士(経済学)。東北学院大学地域総合学部教授。財政学、地方財政論、財政社会学。『租税抵抗の財政学――信頼と合意に基づく社会へ』(共著、岩波書店、2014年)、『財政社会学とは何か――危機の学から分析の学へ』(編著、有斐閣、2022年)、ほか。
西岡 晋(にしおか すすむ)
早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(政治学)。東北大学大学院法学研究科教授。行政学。『日本型福祉国家再編の言説政治と官僚制――家族政策の「少子化対策」化』(ナカニシヤ出版、2021年)、『行政学』(共編、文眞堂、2021年)、ほか。
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