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友人関係の構築をいともかんたんに成し遂げる子もいれば、ソーシャルスキルの発達が遅いか困難なため非常に苦労する子もいます。しかし、友人関係で悩んでも問題があるわけではありません。1人でいるのが一番楽しいという子どももいますし、友人関係では量より質が大切なのも確かです。問題なのは、仲間との絆をうまく結べないことが、大きな悲しみや混乱の種になっている場合です。
本書は、7歳から11歳の子どものために書かれた〈おたすけモンスター〉シリーズの第9巻です。子どもたちが社会の中で生き抜き、友だちをつくり、自分に自信が持てるようになるのを手助けするガイドブックです。取り上げているアクティビティ(活動)とアイデアは、児童心理学者が開発した認知行動療法とマインドフルネスの手法をもとにしています。
お子さんに、「休み時間に1人でいることが多い」「からかわれたり、いじめられたりしている」「無理にみんなに合わせている」というような兆候が見られた場合は、友人関係で悩みを抱えている可能性があります。友情は複雑で、問題はすぐには解決できません。しかし本書を読みアクティビティをすることで、自分の感情を肯定して経験を見直し、友人関係が健全か不健全かを判断できるようになります。
ガイドしてくれるのは、自身も友情が難しいと悩んでいるおたすけモンスター「ブリップ」。ブリップが、子どもたちが自分自身を理解し、自分にも他者にもやさしくなれるよう導きます。そして自信、思いやり、共感力を育むのを助けます。
7歳から11歳という年齢は、社会的関係の構築を本格的に始め、自分にあう人とそうではない人を見分けられるようになる年頃です。思春期が始まり授業もむずしくなるため、人間関係に困難を抱える子がいるのも無理はありません。同じ悩みを抱える子は大勢います。そんな中、本書を通じてソーシャルスキルを高めれば、自分らしさを失わずに健全な友人関係を構築できるようになっていきます。
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