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21世紀末――この100年で人口が半分以下に減り、同性同士の結婚が正式に認められるようになった日本。歴史あるお社の宮司一家に生まれたが両親を亡くし、父の友人である宮司の元、暮らしていた藤丘生依は、裕福な名家の子息鈴掛坂史穂と、先方たっての願いでお見合いする。史穂は呪われた身であり、伴侶にしか見せない場所に災いを呼び一家を断絶させるホクロがあるという。鈴掛坂家初代も修行中の宮司に救われたそうで、ただそれはきっかけでしかなく、生依に運命を感じたからと結婚を申し込む史穂。「謹んでお受けします」と晴れて結婚、夫婦となった生依と史穂は!?
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