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明治の代表的日本人として人気の高い正岡子規は「歩く人」とも評され多くの紀行文(句入り)を遺した。俳句革新に燃える明治26年、折しも「おくのほそ道」200年のその年に、俳聖芭蕉の元禄二年の行脚を追った句入り紀行記「はて知らずの記」。この知られざる書に記された子規の足取りを悉く踏査し、芭蕉のそれと比較しながら全行程を検証すると共に、今も東北各地に立つ数多くの句碑を100点余の写真を交えて紹介する初めての書。歴史紀行雑誌の編集長を長くつとめた著者が、何度も何度も現地取材を重ね、資料と現地との間で裏付けを重ねながらの叙述が最大の持ち味、特色です。本書でも実際に現地を踏んでいるからこそ知りうる情報が随所にちりばめられている。
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