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「自然分娩」「自然出産」「誕生」という言い方を耳にします。「分娩」は医師や助産師が主体です。「出産」の主体は母親です。「誕生」は生まれてくる赤ちゃんが主体です。それに気づいた私は嬉しくなって「自然誕生」という言葉を勝手に作りました。それは私が助産院を立ち上げてからずっと、赤ちゃんの立場にたったお産の介助をしたい!という思いがあったからです。この本は、開業以来、多くのご家族の出産を介助させていただき、泣いたり、笑ったり、驚いたり、感動したりしながら、「自然誕生」を続けてきたことを綴ったものです(「はじめに」より)。本書は『まってるね赤ちゃん』(マガジンランド2014年11月刊)を改訂し復刊したものです。推薦文:作家・三砂ちづる氏。
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