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2枚の写真を並べることで、奥行きのある画像が見えるステレオ写真。欧米でステレオ写真がブームになった1900年前後(明治30年代?40年代)に日本をたびたび訪れた英国人写真家ポンティングが撮影した写真56点をメインに、日本人写真家・江南信國の写真12点など計80点のステレオ写真を、肉眼のままでも立体視できるサイズで収録。各々の写真について民俗学研究者である著者の解説が付く。明治時代後期の日本のまちやむらの風景、人々のなりわいと娯楽、そして富士山への憧れと富士登山など、当時の人々の生き生きとした姿が浮かび上がる。
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