美術フォーラム21 第47号

特集:フォトグラフィック・アート 技術と芸術のあいだ

美術フォーラム21

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出版社
きょうと視覚文化振興財団
著者名
美術フォーラム21
価格
2,530円(本体2,300円+税)
発行年月
2023年6月
判型
A4
ISBN
9784925185769

特集 フォトグラフィック・アート―技術と芸術のあいだ(佐藤守弘編集)

Ⅰ 写真は技術か芸術か
 1 内燃機関と写真術―ニセフォール・ニエプスの「自動性」の概念について
   (青山勝)
 2 ダゲレオタイプ、そのいくつもの歴史―十九世紀ダゲレオタイプの多様性と
   現代におけるビン・ダンの試み(新井卓)
 3 最初で最後の写真論?―ロドルフ・テプフェールの「ダゲール板について」
   (一八四一)をめぐって(橋本一径)

Ⅱ メディウムを超える写真
 4 写真×絵画/工芸/映画―複合メディアとしての彩色/色彩写真(佐藤守弘)
 5 オスカー・G・レイランダーが残したもの―初期芸術写真におけるユーモアと
   表情(甲斐義明)
 6 光村利藻と鹿島清兵衛―写真と印刷(岡塚章子)
 7 須田国太郎の写真と絵画―滞欧期(一九一九~一九二三)を中心に
   (湯浅ひろみ)
 8 須田国太郎のカメラと写真―二十世紀前半のカメラ史から(井口芳夫)

Ⅲ 自律性と社会性のはざまのモダン・フォトグラフィ
 9 ラジオ放送と新興写真―中山岩太が語る「アマチュア写真講座」(松實輝彦)
 10 ドキュメンタリーのリリシズム―ウォーカー・エヴァンスのポエティックス
(髙村峰生)
 11 「運動」としての写真―〈全日本学生写真連盟〉と「集団撮影行動」(竹葉丈)
 12 一九七〇年前後における平敷兼七の写真について(倉石信乃)

Ⅳ 素材としての写真/概念としての写真
  13 写真メディアの現在地―「見るは触れる 日本の新進作家vol.19」より
(遠藤みゆき)
  14 スクリーンショット論―ポストモダン以後の写真/アート/日常(前川修)

現代作家紹介 金サジ(Kim Sajik)―フィクションゆえに本当のこと(中村史子)
第17回パラミタ陶芸大賞 出品作者紹介(衣斐唯子)
資料紹介 スミソニアン・アメリカ美術館におけるラリー・J・ウェスト・コレクションとロバート・ドラプキン・コレクション(ジョン・P・ジェイコブ/佐藤守弘訳)
表紙解説 表 鈴木崇《BAU》(佐藤守弘)
表紙解説 裏 島村逢紅《眼鏡と洋書》(奥村一郎)
英文要約 (キャロル・モーランド訳)

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