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1>先端性
漢字は1899年中国の殷墟から大量の甲骨文字が発見され、これを解読されたのが日本の白川静博士(2004年文化勲章授賞)です。漢字の起源に遡り研究された結果、それまでバラバラだったものが、つながりをもって論理的に学習することが可能になりました。しかし、研究結果が結実し我々が目にすることができるようになったのはつい2,30年ほど前の話であり、まだまだ一般化されておらず限られた人が知っているにすぎません。この点において先端的といえます。
2>独創性
私は製品の設計技術者として、そして情報化の波の中でIT技術者として経験を積んで参りました。ITとは結局のところ情報の見える化です。そして漢字は製品と同じように部品の構成物として成り立っています。今回、図らずも白川静博士の世界を映像化できたのではないかと考えています。この点において独創的といえます。
できあがった結果を見てみると、部品を絵であらわし、絵の組み合わせとして理解しますのでその記憶は一生ものになるのではないかと考えています。
例えば「域」の字の場合、大地を土編で、守る戈を戈の字で、自分たちの国を口の字で、そして自分たちの領土の範囲を一の字であらわしていることを絵として記憶することができます。
「蒸」は大葉を草冠で、人を了の字で、救いあげている両手、水面を一の字で、火を?であらわしています。昼は大地に照り付ける太陽に手(尺)をかざしているかたち。拝は手で花を抜き取ろうとしている形であり、一番上の横棒は花であり、次の二本は葉であり、一番下の棒は大地(だから一番長く引く)そして、縦棒はその茎であると記憶すれば忘れること、間違うことはなくなるのではないかと考えています。今までの学習方法では横棒の線の数を間違えるようなことは多々あるのではないでしょうか。
同時出版の「漢字つながり講座」(内容を読み聞かせした動画)を視聴しながら学習することで学習効果が期待できます。※古代文字は「立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所:白川フォント」を使用しています。
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