古地図で歩く福岡 ぶらり今昔歴史探訪ガイド

古地図で歩く福岡 ぶらり今昔歴史探訪ガイド

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出版社
メイツユニバーサルコンテンツ
著者名
月刊はかた編集室
価格
1,848円(本体1,680円+税)
発行年月
2023年7月
判型
A5
ISBN
9784780428032

★ 古地図と現代地図を見比べながら
  タイムスリップしてみませんか。

★ 「福岡」「博多」「小倉」「久留米」
  「秋月」「柳川」 …ほか全27コース


◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

☆ 福岡
「福岡」が誕生したのは江戸時代のこと。
初代藩主である黒田長政が大休連山に福岡城を築き、
その城下町として整備し、黒田家の家臣らを
住まわせたことに始まる。
明治時代に行政区としての福岡市が誕生してからも、
福岡市は那珂川を隔てて「福岡」エリアと
商人が暮らす「博多」エリアの2つの都市が
独自の文化を発展させてきた。
黒田家が拓いた福岡城を中心とした福岡エリア。
今も行政やビジネスの中心である福岡エリアを
歩いてみよう。

☆ 博多
「博多」は博多湾を抱き、古くから港町として
発展してきた。
博多商人の自治区として中世まで栄えるが、
戦国時代に大きな戦に巻き込まれて町は焼かれ、
その姿は大きく変化する。
現在の博多の基礎を築いたのは豊臣秀吉。
16世紀に秀吉によって行われた
大型の都市再生計画「太閤町割」は、
道筋や博多山笠の参加単位である
「流」などを生み出した。
その「太閤町割」時代の風景と面影は
まだ博多に息づいている。
ここからはその当時の地図とともに歩いてみよう。

☆ 小倉
九州最初の政令指定都市となった北九州市。
その中心として知られる小倉は江戸時代、
小笠原家の居城となり城下町を築いた。
現在はJR小倉駅を中心に都市づくりが進み、
上空にはモノレールが走り、
大型ショッピングモールや
デパートなどが建ち並ぶ小倉の中心部。
小倉城とその門構えがあった香春口、
門司口など主要な場所を歩いてみよう。


☆ 久留米・秋月・柳川
福岡3番目の都市・久留米市。
ブリヂストンやアサヒシューズなどがあり、
昔からものづくりの町と知られている。
寺町や城址といった江戸の面影とともに、
芸術家たちの生家も残されている。
水郷・柳川は堀を活かした城下町。
古地図を使ったまち歩きでは、
掘割をゆく川下りでは見えなかった当時の
町並みが見えてくるだろう。
一方、朝倉市・秋月は福岡黒田藩の
親戚筋にあたる名門が築いた、
今も当時の風情を残す古都。
季節により変化する草木も見どころのひとつで、
歴史散策にはぴったりの町だ。


※ 本書は2018年発行の
『古地図で歩く 福岡 歴史探訪ガイド 決定版』
を元に情報更新と一部掲載内容の差し替えを行い、
書名と装丁を変更して新たに発行したものです。

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