黒の皇子

青の読み手

黒の皇子

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
偕成社
著者名
小森香折 , 平澤朋子
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2023年7月
判型
四六判
ISBN
9784037273606

裏切者はだれだ?

山で修行をつんだ<青の読み手>ノアは、めきめきと秘術の腕をあげていた。
そんなおり、北の大国ザスーンで反乱が起こり、皇帝一家が殺されたとの一報が入る。
ノアたちはこの政変の背後に、世界をほろぼすために復活するといわれたレトの存在を予感する。
しかし、生き残りの皇子アレクセイがあらわれたことで、事態は一変する。
『青の読み手』『紅の魔女』に続く
1冊の本をめぐる長編ファンタジー第3弾。

::::::::::::::::::::::::::::::::
まるで目の前にいるように、アレクセイのつめたい息がノアの頬にかかった。
アレクセイの黄色い瞳の中に、ノアのこわばった顔がうつっている。
「おまえがレトか」と、ノアはうめいた。
うすいくちびるをゆがませ、アレクセイはノアにいった。
「わたしはサロモンの生まれ変わり。レトは、おまえだ。自分の名前を、まだ思いだせないのか?」

(本文より)


【編集者より】::::::::::::::::::::::::::::::::
ヨーロッパを思わせる架空の国を舞台に、
1冊の本を巡ってくりひろげられる本格ファンタジー『青の読み手』『紅の魔女』につづく第3弾です。
たくましく成長していく主人公に、ライバルがあらわれます。その正体は?
またセシル女王をめぐる宮廷の陰謀も目が離せません。
物語に没頭するひととき、ぜひお楽しみください。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top