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これが「女の顔をした戦争」だ。
第二次世界大戦時、数十万のソ連女性が戦場に赴いた。その規模と戦闘への直接参加の点で、他の国に例がない。地獄の戦場で彼女らは何を見たか。
狙撃手、飛行士、防空要員、衛生兵、そしてパルチザン。「絶滅戦争」を掲げるナチスだけではない。男性同胞からの蔑視、ソ連指導部の恣意によって、女性たちの心身は何重にも引き裂かれた。アレクシエーヴィチが描いた女性たちの知られざる側面を掘り下げる。
さらに、なぜソ連女性だけが、これほど大規模に兵士となったのか、の疑問にも迫る。そこには、革命の娘たる女性たちの、戦間期にさかのぼる特異な人間形成があった。
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