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逃げたっていい。
いや、逃げなきゃいけないときもある。
そして、逃げればたいていのことは解決する。
精神科医で「逃げの達人」が教える
香山流“逃げ方のコツ”
バブル以降の閉塞感あふれる現代社会の闇から
逃げ遅れて心を病む人、自殺したりする人が後を絶たない。
こうした不幸をなくすためには、兎にも角にも逃げることだ。
人間関係だけにとどまらず、SNSなどで流される噂、
同調圧力、他者の目が気になるルッキズム、
現代人が直面するさまざまな「圧力」から
軽やかに逃げる生き方を提案する。
■目次
1章 心がつらいときは逃げていい
2章 働きづらい職場から逃げる
3章 家族のうっとうしさから逃げる
4章 ジェンダー、ルッキズムから逃げる
5章 ネットの呪縛から逃げる
6章 「逃げる」は戦うことでもある
■著者プロフィール
香山リカ(かやま・りか) 1960年札幌市生まれ。東京医科大学を卒業後、精神科医となる。
臨床のかたわら帝塚山学院大学教授、立教大学教授などとして教育活動にも携わる。
豊富な臨床経験を活かして現代人の心の問題を鋭くとらえるだけでなく、政治・社会評論、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで発信を続ける。
50代になってからかねてからの夢だった総合診療医としての勉強を始め、2022年4月より、北海道のむかわ町国民健康保険穂別診療所で僻地医療に取り組んでいる。
学生時代に始めた執筆活動、週末の東京での精神科医としての臨床はいまも継続中。
北海道と東京、二拠点生活を楽しむ日々を送る。趣味は、北海道日本ハムファイターズの応援。
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