パリの空の下ジャズは流れる

パリの空の下ジャズは流れる

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出版社
晶文社
著者名
宇田川悟
価格
3,960円(本体3,600円+税)
発行年月
2023年7月
判型
四六判
ISBN
9784794973696

初のフランス・ジャズの全貌

ロックの種子は、欧州にいつ播かれたのかとい問いに、偉大なロック・ミュージシャンは次のように答えている。
「20世紀初頭、ジャズがパリに入ってきた。それがすべてだ」
村上龍さん推薦!

フランスにおいて異質の音楽として出発したジャズが、どのように受容・発展・普及したか、そしてどのように、20世紀のフランスと世界の芸術と文化の王道を歩んだか。自身の体験と取材によって、「音楽と人間」、その栄光と悲しみのすべてを記す。

【目次より】
〔第一部〕 ジャズの都パリの誕生
ジャズ到来/サルヴァドールをめぐって/エディット・ピアフの恋/美輪明宏との対話/プルーストの決闘騒ぎ/ジャン・コクトー/『パラード』の衝撃/魔都ベルリン/ジョセフィン・ベーカーの死/武満徹/岡本太郎 ほか
〔第二部〕 ジャンゴ・ラインハルトとボリス・ヴィアンのパリ
ルイ・アームストロングを知る/ジャンゴ・ラインハルト神話へ/占領下のスウィング・ジャズ/ボリス・ヴィアンとパリ解放/ビックス・バイダーベック、村上春樹/ボーヴォワールと『うたかたの日々』/パリのカフェ、ヘミングウェイ/グレコとの邂逅/デューク・エリントンのパリ/ミシェル・ルグランのジャズ ほか
〔第三部〕 パリの空の下ジャズは流れる
大江健三郎、バド・パウエル、セロニアス・モンク/サルトルの葬儀/ゲンスブール親子/フランソワーズ・アルヌールとの邂逅/マイルス・デイヴィスのパリ/『死刑台のエレベーター』とルイ・マル監督/モーリス・ロネの死/アーチー・シェップよさらば/キース・ジャレット/ビル・エヴァンス/オーネット・コールマン/パット・メセニー/ミルト・ジャクソン、ジョン・ルイス ほか

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