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ウクライナに暮らす人たちは、この戦争に何を思い、どのように暮らしているのか。ウクライナで俳句を詠む7人の俳句を紹介しつつインタビューを行い、本書にまとめた。
戦争開始直後にミサイル攻撃を受けたキーウ、ポーランドに近く避難民が押し寄せたリヴィウ、ロシアとは目と鼻の先で激戦地となってしまったハルキウなどから、戦争に苦しむ人たちの様子が伝えられる。
絶え間なく鳴り響くサイレン、警報を聞いたら家の中で2枚の壁の間にいるようにする「2枚の壁ルール」、ミサイルが発射されてから到達するまでの40秒を息を潜めながら数える緊張した日々、戦争で身体の一部を失った若者……。また、誰にも収穫されることなく砲撃で燃える麦畑、毎年そこで繁殖する渡り鳥の不在、避難しなければならなくなり置き去りにされたペット……。
俳人ならではの目配りによって、報道では決して伝わらない、私たちの想像を超える戦争のリアルが切実に報告される。
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