須弥山と極楽

ちくま学芸文庫

須弥山と極楽

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
筑摩書房
著者名
定方晟
価格
1,100円(本体1,000円+税)
発行年月
2023年7月
判型
文庫
ISBN
9784480511966

仏教は宇宙をどう捉えたか。5世紀インドの書『?舎論』の須弥山説を基礎に他説も参照し、仏教的宇宙観とその変遷を簡明に説いた入門書。解説 佐々木閑

===



須弥山とは、高さ約56万キロメートル、天神らが暮らす想像上の高峰である。5世紀頃インドで書かれた仏教論書『?舎論』はこの須弥山を中心とする壮大な宇宙を描き出し、仏教が宇宙をどう捉えたかを詳細に解説した。本書は、『?舎論』を基礎に他説も参照し、仏教宇宙観を簡明に記す。人間より優るが欲望の虜である天神とはいかなる存在か。「蛆虫に骨をうがたれる」といった地獄の責苦、世界を構成する四大と極微、宇宙の消滅と生成のサイクルなど、幅広く解説。後代に現れる極楽浄土の思想をも取り上げて、人生を苦とし、輪廻と解脱の思想を根底とするこのユニークな体系の変遷をたどる。長年読み継がれてきた入門書。



===



壮大無比のスケール

三千大千世界、輪廻、地獄、極微……

仏教の世界観へいざなう無類の書。



===

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top