洲崎パラダイス

ちくま文庫

洲崎パラダイス

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出版社
筑摩書房
著者名
芝木好子
価格
946円(本体860円+税)
発行年月
2023年7月
判型
文庫
ISBN
9784480438881

「橋を渡ったら、お終いよ。

あそこは女の人生の一番おしまいなんだから」

川島雄三『洲崎パラダイス赤信号』、溝口健二『赤線地帯』の原作2篇

を含む名作短編集。華やいだ淫蕩の街で生きる女たちを描く



「橋を渡ったら、お終いよ。あそこは女の人生の一番おしまいなんだから」(「洲崎界隈」より)。江東区にあった赤線地帯「洲崎パラダイス」を舞台に、華やいだ淫蕩の街で生きる女たちを描いた短篇集。男に執着する娼婦あがりの女の業に迫る表題作「洲崎パラダイス」、満洲帰りで遊郭に身を落とした老女の悲しみをとらえた「洲崎の女」を含む全6篇を収録。解説 水溜真由美

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