藤原道長

法蔵館文庫

藤原道長

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出版社
法蔵館
著者名
山中裕 , 大津透
価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2023年7月
判型
A6
ISBN
9784831826503

平安時代中期、娘たちを次々と中宮にたて、孫の天皇の摂政となり、栄華を極めた藤原道長。本書は徹頭徹尾、史料にもとづき道長の生涯を叙述すると共に、周辺の人々との人間関係を詳しく説き起こして道長という人物像を浮かびあがらせる。それまでの図式的な権力者のイメージをしりぞけ、史実にもとづいた初めての本格的な伝記である教育社歴史新書版『藤原道長』の文庫化。解説=大津透
目次
はじめに
序章
1 藤原氏の発展
 兼家全盛時代/兼家の政策/冷泉天皇系と円融天皇系
2 道隆の時代
 兼家の後継者/道隆と摂政政治/道隆と伊周/長徳の変
3 一条天皇即位と道長の周辺
 若き日の道長/一条天皇と後宮/彰子立后
4 道長と敦康親王
 定子の遺児と道長家/道長の外孫敦成親王誕生
5 中関白家の没落と道長家の隆盛
 道長と一条天皇/太政官政治と道長
6 道長と外戚の拡充
 中宮彰子の成熟/一世一代の御嶽詣/敦成・敦良親王誕生/?子東宮入内/学問と詩歌への情熱/現世と後生、浄土信仰への傾斜/一条天皇崩御
7 三条天皇時代
 道長内乱/?子・?子女御立后/顕信出家/威子内侍/禎子内親王誕生/『小右記』の道長批判/三条天皇の眼疾・道長との不和
8 御一条天皇時代
 天皇の即位、三条法皇崩御/敦明親王東宮を退位/威子立后と望月の歌/敦康親王薨去、道長の病そして出家/摂関政治の本質と宮廷文化
9 道長の宗教生活
 出家以前、法性寺・法興院と道長/総合芸術の殿堂・法成寺/道長の死
参考文献
藤原道長略年譜
解説 大津透

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