青雲編
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帰郷した“足塚茂道”、絶体絶命のピンチ!
自分達を育ててくれた「漫画少年」が廃刊するかもしれないとの噂にいてもたってもいられない満賀と才野だったが、ギリギリのところで新たな出資者が見つかり廃刊のピンチを切り抜ける。ほっと胸を撫で下ろす満賀と才野。一方で読切・連載も含めて“人気漫画家”となった満賀と才野は、日々締め切りに追われて上京以来一度も故郷・高岡に帰っていないことに気づく。そこで息抜きのために1年半ぶりに帰郷することにする。「三日だけ」という気持ちで帰郷したものの母と弟に会い、昔のままの自分の部屋で久し振りにのんびりしてしまう満賀。それは才野も同じだった。しかし、二人は締め切りをいくつも抱えていた。東京の複数の編集部からは連日、電報で矢のように原稿の催促が届く。しかし、二人は思うように漫画が描けない。“足塚茂道”は絶体絶命のピンチに陥る! 本編に連載時のカラー・イラスト、巻末に雑誌連載時の扉をそのまま再現した「単行本未収録ギャラリー」を収録。
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