出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
クロワッサンばさばさたべて白衣からうろこを落とすよう立ち上がる
もがく日々のうた。
医師として、母として、娘として、妻として。
2021年第64回短歌研究新人賞受賞作「窓も天命」を含む第一歌集。
【歌集より】
我のこと何ひとつ知らぬひとと居てつむじきりりと立つ診察室
あらっても洗っても砂がこぼれだす子を産む前の我を見失う
誰ひとり死なない昼もあるようなアスパラを湯に放てば潮騒
きらめかず傷つきやすき肌をもち鱗に生んであげたらよかった
先生と呼ばれるたびに錆びついた胸に一枚白衣を羽織る
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。