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旧版『がん患者の呼吸器症状の緩和に関するガイドライン2016年版』を7年ぶりに改訂。
がんのみならず、非がん疾患に対する緩和ケアも求められている現状をふまえ、今版では対象疾患をがんおよび非がん進行性疾患として、内容を刷新した。
非薬物療法はすべての進行性疾患患者を、薬物療法はがん患者を対象とし、呼吸器症状のなかから「呼吸困難」への対応のみに絞って臨床疑問を設定した。
背景知識の章では、非がん進行性疾患の呼吸困難に対する薬物療法の解説などが追加され、さらに充実した内容の一冊となっている。
【目次】
I章 はじめに
1 ガイドライン作成の経緯と目的
2 ガイドラインの使用上の注意
3 作成過程
4 推奨の表現(推奨の方向、強さ、エビデンスの確実性)
5 用語の定義と概念
II章 背景知識
1 呼吸困難のメカニズム
2 呼吸困難の原因
3 呼吸困難の評価
4 がん患者の呼吸困難に関連する特定病態
5 呼吸困難以外の呼吸器症状
6 呼吸困難に対する非薬物療法
7 呼吸困難の治療に使用する薬剤
8 非がん進行性疾患の呼吸困難に対する薬物療法
III章 推奨
●推奨の概要
1 進行性疾患患者の呼吸困難に対する非薬物療法
臨床疑問1-1 安静時低酸素血症があり呼吸困難を有する進行性疾患患者に対して、酸素吸入を行うことは呼吸困難の緩和に有用か?
臨床疑問1-2 安静時低酸素血症がない、または軽度にとどまるが呼吸困難を有する進行性疾患患者に対して、酸素吸入を行うことは呼吸困難の緩和に有用か?
ほか
2 がん患者の呼吸困難に対する薬物療法
臨床疑問4-1 呼吸困難を有するがん患者に対して、モルヒネ全身投与は有用か?
臨床疑問4-2 呼吸困難を有するがん患者に対して、オキシコドン全身投与は有用か?
臨床疑問4-3 呼吸困難を有するがん患者に対して、ヒドロモルフォン全身投与は有用か?
ほか
IV章 今後の検討課題
V章 資料
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