「君は僕に足りないことを埋めてくれる」
恋人のヴィンセントと共に謎の死を迎え、死に戻ったオリアナ。
今世で彼と再会し、変わらぬ想いを伝えるも、記憶のないヴィンセントに冷たく突き放されてしまう。
何故なら彼は、それが“前世の自分”に向けられたものであると気づいていたから……。
そんななか、心労がたたりオリアナは倒れてしまう。
熱に浮かされ、「ヴィンス」の名を何度も呼ぶオリアナ。
その姿を見て、ヴィンセントは決意する。
してやるものかと思っていたんだ、ヴィンスの真似など――。
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