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メディアシオンという言葉は、中世において、人と、人が近づくことのできない存在をとりもつ際に使われ、司祭やシャーマン、預言者は仲介者(メディアトゥール)と呼ばれた。1990年代半ばになると、この言葉は文化面でも使われ始め、2002年のフランスのミュゼに関する法律の改革計画に、「文化メディアトゥール」という名称が現れる。
美術館、博物館、歴史的建造物の展示パネルやオーディオガイド、劇場での字幕解説やワークショップといった活動は、文化メディアシオンと呼ばれる。こうした活動は多岐にわたるが、その目的は、多くの人に文化に触れてもらうことにある。
本書は、メディアシオンの概念、歴史、組織、財政問題、職業養成のほか、具体的な仕事内容や事例などを盛り込む。ソルボンヌ・ヌヴェル(パリ第三大学)で教鞭を執る二人の著者による待望の一冊。
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