複雑で多様なルーツを持つ『詩経』の作品群はどのようにして成立し、分類されたのか。
従来の研究方法と一線を画す本書は、『詩経』の成立や名称について超域的な考察を展開。古文字学や訓詁学、音楽考古学など多方面の観点を総合し、当時の『詩経』が儀礼化から世俗化へ、規範化から地方化へと変容した過程を明らかにする。陳致『従礼儀化到世俗化――『詩経』の形成』の日本語訳版であり、巻末に原著にはない『詩経』目録や関連地図、用語解説を収録する。
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