建築とエネルギーの人類史

建築とエネルギーの人類史

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出版社
東京堂出版
著者名
バーナバス・カルダー , 岩崎晋也(翻訳家)
価格
6,380円(本体5,800円+税)
発行年月
2023年7月
判型
B5
ISBN
9784490210859

ピラミッドから現代建築まで、偉大な建築物を生み出すには人力から始まり水力や石炭、ガス、電気、石油など、さまざまなエネルギーが動力として用いられた。さらに完成した建物の維持にもエネルギーが必要とされた。

本書は、建造物と、それを生み出したエネルギーとの関係を何千年にもわたって辿った、壮大な人類史である。人類が様々なエネルギー源と出会うことで浮上したのが、環境問題である。石炭の使用により大気汚染、労働者の健康や生活環境の悪化がみられるようになった。

そして建築技術が発達した現代、大量の建造物の建築・解体・再建築が繰り返されることで資源の問題も生じる。「持続可能な社会を見据えた建築」とは何か。SDGsの観点からも、非常に興味深い作品である。

200点の写真とスケッチ掲載。建築家・デザイナーの隈研吾氏推薦。

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