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2010年以来沖縄文学に関する出版を続けてきた仲程昌徳シリーズ最終章。
2010年の『沖縄文学の諸相』に始まり、ハワイや南米で発表された「沖縄文学」についての取材と研究成果や明治から昭和初期の近代の沖縄文学についての論考、沖縄文学史に関するものから、戦後の文学や個々の文学者いついてなど幅広い内容を発表してきた。
本書でも「沖縄の詩歌」「散文」「書簡」「劇作」「月刊雑誌・同人誌」からその豊かな沖縄文学の土壌を垣間見る。
●本書「後記」より
本書の表題を「沖縄文学の沃野」とした。
その後で気付いたことだが、このシリーズのきっかけとなった最初の小論集の表題が「沖縄文学の諸相」であった。
「諸相」で始め「沃野」まで来た。考えてみると「諸相」も「沃野」も、その意味するところは同じで、沖縄の文学が、いかに豊饒であるか、ということであった。
その豊饒さに導かれるようにして、ここまでこれた。幸運だったというべきであろう。
(後略)。
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