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本書は,アドラー心理学,家族療法,ブリーフセラピー,催眠療法を軸に臨床活動を続ける著者による論文集です。
システムズアプローチ,オートポイエーシス,ナラティヴ・アプローチ,オープンダイアローグなどの理論を日々の臨床現場にいかに活用するのかを模索する論考や,関係性や対話的な「かかわり」をキーワードに学校臨床,夫婦面接,イメージ療法,家族療法,ブリーフセラピーなどの事例を理論と実践を交えながら具体的に解説しています。
臨床家,研究者,ひとりの人間であるセラピストがクライエントと「かかわる」ときに,その「間」にはいったい何が生まれているのでしょうか。人と人が「かかわる」ことはどういうことか問い続ける,心理支援に携わる多くの方に手に取っていただきたい一冊となりました。
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