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ニューヨーク在住の落語家が考えるこれまでの「落語」とこれからの「RAKUGO」
本書では「落語とは何か」をさまざまな角度から考え、享受する人、演じる人の道筋となり、
落語が世界標準のエンターテインメントであることを提示する。
これまでの本ではほとんど触れられることのなかった落語の「上・下(かみしも)」の約束や、現代的な視点を入れた落語の歴史、寄席を中心とした落語界そして修業のことなど、
噺家独自の視点から忌憚なく書き下ろす。
「落語はそんなもんじゃない」という批判を想定するが、本書を通じて読者の一人ひとりの中に「落語とは何か」のイメージが出来あがれば本望。古典落語の保守本流の中で育った著者が、リベラルとアートの本場NY で過ごし、噺家として二十五年研究した「落語とは何か」を
開陳する。「一席お付き合いのほどをお願い申し上げます」
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