1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
●『漢方123処方臨床解説―師・山本巌の訓え』の増補改訂版。発刊以来7年間に読者から寄せられた要望を基に、山本巌漢方を実践する上で重要な幾つかの方剤解説を追加し、さらに実際の処方運用を例示すべく症例集を冒頭収録した。
●山本巌は西洋医学の病態把握を固定軸に漢方医学の病態把握を取り入れて亜分類し、生薬の薬能と処方の適応病態・適応疾患の確認・検証作業を臨床の場でひたすら繰り返した。
●「山本巌漢方」は、「5分・15分テスト」と称される漢方薬の試飲を基礎に臨床実践の中で構築されて来たのである。その「5分・15分テスト」とは、患者に適合すると思われる漢方エキス剤を5g程度、時には単味の生薬を診察時に服用してもらい、5分後、15分後に患者自身が自覚症状の改善度を判定するというものであるが、驚くことにその効果判定では、患者の自覚症状の改善度が70%程度ならその方剤を処方、40%程度ならば不合格とし、例えば駆?血剤を合方するなど、さらに工夫を加えて投薬処方を決定されたという。
●本書は「山本巌漢方」の繁用144処方について構成生薬の薬能、実臨床で役立つ適応病態・適応疾患を明確にし、効果的な処方運用を解説する。
●「山本巌漢方」を実践する増補改訂者・山方勇次による本書収録の症例集はまさに圧巻、「漢方がこれほどまでに効くとは思わなかった」といわしめる内容。読者と共有できるよう治療前後の診断画像を収載し実際の処方運用を解説する。
●本書により方剤の意味と適応病態・適応疾患を正しく理解すれば、漢方治療のスキルは面白いほど向上する。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。