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本書は、夢に関わる問題を、人類の原点に立ち戻って解明した、学問〔Wissenschaft〕的には初の画期的な著作であり、かつ、学問〔Wissenschaft〕的な原理・原論のレベルでの、初の哲学的講義である。
端的に説けば、「夢の問題」は古く、かつ新鮮であるといってよいであろう。
「古く」とは、精神病理では解決が困難であるゆえ、未だに医師を悩ませ続けてきているからである。
「新鮮」とは、それが学問〔Wissenschaft〕的レベルで問われたことが一度もないからである。
すなわち、その問題を個別的・技能的に問う人はいる。
だが、学問〔Wissenschaft〕的原理・原論としては、学的世界の誰も問うたことはない。
著者、南鄕継正は、ヘーゲル『精神現象学』、ヤスパース『精神病理学総論』の実質を究め、以上の 2 著作の事実的・学問〔Wissenschaft〕的欠陥を乗り越えたといえる。
その実際が、本書に「講義」として見事に展開されている。
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