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今世紀までに奪われる命=10億人
キルスコアとは:
先進国が選択してきた経済成長と豊かなライフスタイルがもたらした
気候変動 廃棄物 過重労働 分断と孤独 紛争 を要因として失われる人命の数
大量生産・大量消費の時代に終わりが来ていると誰もが理解してはいるが、「持続可能(サステナブル)な社会」を謳ったとて、現実には多くのジレンマや矛盾、欺瞞がつきまとう――結局は皆、「より豊かな生活」をしたいのだから。
欧州拠点の独立系金融シンクタンクの共同創設者で、日本の金融庁や各国中央銀行のアドバイザーも務めた著者が、資本主義が生む膨大な犠牲と社会の致命的結末をあらゆるリソースを用いて「キルスコア」として数値化。
「消費とサステナビリティーの両立」という究極の難題に真正面から向き合い、私たちの姿勢を問う。
私たちは、どうすれば存続できるのか?
希望は、どこにあるのか――?
「キルスコアは、サステナビリティーの欺瞞を我々に突きつける。
だがそこにこそ、持続可能な社会実現の可能性が見えてくる。」
ヤコブ・トーメ
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