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わが国では母子保健法、学校保健法、労働安全衛生法、老人保健法などにより、生涯にわたり検尿を受ける機会があります。こうした検尿での異常所見(潜血)が契機となって重篤な腎疾患や泌尿器疾患が発見されることも多々あります。
本書は潜血が認められた患者における原因疾患の診断のためのガイドラインです。2013年版から10年ぶりの全面改訂で、原因疾患診断のための手順を初めて詳細な「血尿診断アルゴリズム」として提示し、また最終章では「新型コロナワクチンと血尿」について解説しています。
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