文学の政治

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文学の政治

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出版社
水声社
著者名
ジャック・ランシエール , 森本淳生
価格
4,620円(本体4,200円+税)
発行年月
2023年6月
判型
四六判
ISBN
9784801007079

詩人と労働者を
分割=分配パルタージュするもの
「文学の政治」とは、作家が行う政治活動や、その作品の政治的側面をいうのではない。《文学は文学として政治を行う》のである――
エクリチュールの民主主義が成立する近代以降、《文学》によってラディカルな次元で可能となる既存の「分割=分配パルタージュ」への異議申し立てを提示する、メタ・ポリティークの詩学。
《政治的活動によって感性的なものの分割=分配パルタージュはかたちを変える。公共の舞台に新たな対象と主体が導入され、見えなかったものが見えるようになり、騒々しい動物が話す存在として耳を傾けられるようになる。「文学の政治」が含意するのは、文学は文学として、こうした空間と時間、見えるものと見えないもの、言葉と雑音の切り分けに介入する、ということである。》(本書より)

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