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本書は2016年4月刊行『○×式で解説 誰でもかんたん!!パースがわかる本』に16ページ増補し、現行の漫画の技法書シリーズ「描きテク!」のラインナップに加え増補新版化しました。
パースは三次元空間にある対象物を二次元(平面)にするときに必要な遠近法などの論理です。この論理は特に建築物や街並みなどの風景を描くときに必要となります。パースが狂っていると、リアリティが失われ、ビジュアルに説得力がなくなります。
漫画やデジ絵の世界でも背景のパースが狂っていると、クオリティが低いと判断されます。デフォルメした世界観を描く場合でも、基本的なパースが狂っていると違和感のある表現となってしまいます。
16ページ追加するコンテンツは「競技場」。漫画やアニメーションにおいて、サッカーやマラソンなどの陸上競技など競技場を舞台にする作品は多く、普遍的なコンテンツとして数多の名作が存在し、現在も次々に競技場を舞台にする作品が産み出されています。必然的に競技場を描く頻度が高まってきていることから追加しました。
○×式とは、良い作例と悪い作例を両方隣同士に掲載し、どこがどう悪いのかを指摘して、良い作品に直すという、見てすぐその理屈がわかるスタイルとなってます。
■目次
Chapter.00 カラー作品ギャラリー
Chapter.01 表現の比較と遠近法の基礎
Chapter.02 3大基礎技法(四角形分割技法)
Chapter.03 3大基礎技法(対角線ワープ技法)
Chapter.04 3大基礎技法(トコロテン技法)
Chapter.05 簡易校舎の作画技法
Chapter.06 柱のジレンマ解消方法
Chapter.07 精密な窓の作画技法
Chapter.08 デジタル作画技法
Chapter.09 画角とレンズの表現
Chapter.10 階段の描き方
Chapter.11 人と物のスケール比較
Chapter.12 陸上競技場の作画技術
Chapter.13 間違いやすいパースの罠
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