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紫式部も読んでいた、日本最古の長編物語!
多数の求婚者があらわれたあて宮だったが、ついに春宮のもとに入内することが決まる。失恋した者たちの嘆きは大きく、命を落とす者、隠遁する者、出家する者があいついだ。涼はあて宮の妹のさま宮と、仲忠は朱雀帝の女一の宮と……。
第三冊目となる本書には、「菊の宴」「あて宮」「内侍のかみ」「沖つ白波」の巻を収載。
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