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万葉集に詠まれている植物の中には、植物名は同じであっても現在のものとは異なる植物、またいかなる植物を指すのか不明である植物などがある。それゆえ、万葉集の観賞においてその読解は主に植物学者によって進められ、それぞれの植物歌についての考察・鑑賞は必ずしも十分とはいえないところがあった。
本書は、これまでの植物学者の万葉植物研究の成果をもとに、影山尚之、垣見修司、坂本信幸の三名の万葉学者が、万葉植物が詠まれた歌(108首)について文学・語学の観点から考察し、解説を加えたものである。植物の写真(109種)は猪名川万葉植物園長木田隆夫が担当(一部を除き)し、掲載写真のほとんどにQRコードを付して画像利用の便を図った。
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