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「もし人にその核となる時間と空間があるとするならば、ボクはまちがいなくこの村をさすだろう」(著者あとがきより)
フランス・ノルマンディ半島の先にある、浜辺の小さな町エッケールドルヴィル。そこでくらす若き画家を見守る大家のマルスさんとその夫人、そして村の人々。大きな自然の中で、町の人々との心の交流を経て、画家は帰国。その後数多くの絵を描き、絵本を生み出す画家となった。1997年に出版された、ささめやゆきの原点ともいうべき自伝的絵本が、いま、新装版でよみがえる。
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