徳富蘇峰

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出版社
山川出版社(千代田区)
著者名
中野目徹
価格
880円(本体800円+税)
発行年月
2023年5月
判型
A5
ISBN
9784634548831

明治~昭和期を通じて「日本の生める最大の新聞記者」と評され、「平民主義」から「帝国主義」「皇室中心主義」へと、主張を大きく転換した蘇峰。その生涯と思想を、政治との関係や「蘇峰ファン」と称される読者との関係からとらえなおす。

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〈目次〉

もっとも危険な放火犯
①肥後の「田舎紳士」――「治国平天下の志」と「国器」たる期待
「居倉」待望の長男/兼坂塾、同志社での学び/大江義塾の開鎖と挙家上京
②記者徳富蘇峰の誕生――「明治の青年」として立つ
「嗟呼国民之友生れたり」/「田舎紳士」と「平民主義」/「明治の青年」青木藤作/『国民新聞』社長兼主筆/対外硬運動と日清戦争/「青雲」の人/「変節」を非難される/「明治の青年」から「田舎紳士」へ
③「変節」以後の言論と修史――「御用記者」からふたたび「立言者」へ
桂内閣の「御用記者」/「数の波」に乗る/「立言者」の陣形/「皇室中心の一大平民的国家化」/『近世日本国民史』の起稿/関東大震災と国民新聞退社/「敗軍の将」と「田舎紳士」
④「言論報国」の秋――「必勝」から「幻滅」へ
「先生ハ我が富士山なり」/思想戦の最高指導者/戦時下の老記者と「蘇峰ファン」/「罪を犯した覚えなし」
言論活動を貫くもの

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