1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
古俳諧研究推進の端緒
貞門・談林の古俳諧は、俗語を豊富に含み、当時の共通認識を反映した言葉の連想を軸に展開する文芸であり、語の精密な意味合いや前近代の世界観を知りうる稀有な資料である。本書は、古俳諧の言語世界の考究を通して古人の心性に接近し、文学作品の精緻な理解を試みる。併せて古俳書をめぐる諸問題を吟味し、研究基盤を社会と共有することで、古俳諧の文学史的・文化史的意義を多面的に明らかにする。
「第四部 古俳諧年表稿」では、元和から天和三年に至る約七十年間の古俳書889点を編年体に配列して略解題を付し、稿末に書名索引・人名索引を設けた。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。