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ロビンフッドの時代から、木を盗むことは根の深い抗議行動である。
北米の原生林を守るための自然公園の拡張によって立ち退かされ、
追いやられる地域社会の奥深くに暮らす樹盗に寄り添って
口述史家として取材することで生まれた深掘りノンフィクション。
深く調べつくした取材、異彩放つ人物たち、森林伐採史、政策分析、最新の樹木科学。
陰謀、犯罪、そして森林の内部に隠された信じがたい複雑性へのスリリングな旅へ読者を誘う。
【賛辞および書評より抜粋】
善意ではあるが熱心すぎる環境保護主義の危険性についての、
さわやかで思いやりのある警告(ニューヨーク・タイムズ)
誰が本当に野生の土地を所有し、誰がそれで生活することを許可されているかについて、
歴史と現地を自分の足で歩く調査ジャーナリズムの魅力的なブレンド(Kirkus Reviews)
フットワークで稼ぐジャーナリズムと口述史との魅惑的な融合。
原生自然は誰のものか、誰がそれを生活の糧にできるのかといった、古くからの悩ましい問題を果敢に掘り下げる。
本書は名著の役割をしっかりと果たしている。読者の心を広げ、深め、より繊細にするという役割を。
――ロバート・ムーア(『トレイルズ』の著者)
著者は、盗伐者、密採者、資本家を追いながら、物怖じせずに刑事の役目までこなし、
複雑で隠蔽された木材闇市場の世界に光をあてる。
人目を忍んで盗まれる樹木と、その木が倒されたことの影響は森林だけにとどまらない。
本書はそのことへの証左である。
――ハーリー・ラスタッド(『Lost in the Valley of Death』の著者)
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