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もう疲れない・すり減らない・振り回されない
秘訣は「考え方を選ぶこと」だった――
合わない相手との関係で気を揉んだり、
クレーム対応で心ない言葉をいわれたり、
数字に追われて息つくヒマもなかったり……。
仕事をしていれば、しんどい思いをすることはあります。
疲れ果てて、まったくやる気が出ない……。
身も心もすり減ってしまうことはあるでしょう。
でも、同じ状況にいながら「ああいう人だからね」と軽く受け流したり、 理不尽なことをいわれても軽くスルーしたり、「できる範囲でやるしかない」と割り切ったり、 物事に振り回されない、「心が疲れにくい人」はいるものです。
では、その違いはいったいどこにあるのでしょうか?
ひと言でいえば、「考え方を選んでいるかどうか」です。
心の状態は「物事そのもの」と「物事についての考え」で決まります。
たとえば、企画していたイベントがトラブルで中止になったとしましょう。
そういった「物事そのもの」を選ぶことは不可能です。でも、起きた物事だけで心の状態が決まるわけではありません。「中止になったことをどう考えるのか」、「物事についての考え」は選ぶことができます。選択肢は大きく以下2つ。
心を疲れさせる「疲弊思考」か、心を穏やかにする「穏やか思考」か。
本書では、これまで1万名以上の方の悩みに耳を傾けてきたカウンセラーが、 やってしまいがちな34の思考の悪習慣を思い切って「やめる」ことで、「疲弊思考」から抜け出すコツを伝授。
人や物事に振り回されることなく仕事に集中するための必読書です。
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