米の機能性食品化と新規利用技術・高度加工技術の開発

米の機能性食品化と新規利用技術・高度加工技術の開発

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
エヌ・ティー・エス
著者名
大坪研一
価格
55,000円(本体50,000円+税)
発行年月
2023年5月
判型
B5
ISBN
9784860438449

◆世界が勝負!米の健康機能性食品としての新規利用・開発について網羅した実用書!
◆農産物検査、品質改良、遺伝子解析、植物工場等様々な分野・応用事例を執筆収録!

【主な目次】
序章 米の機能性・有用性
第1章 米をめぐる状況
第2章 米の食味および有効成分 
第3章 米の多様な用途
第4章 米の非食用の用途
第5章 農業分野における研究開発状況
第6章 新規利用技術・高度加工技術の開発

 米は,トウモロコシ,小麦と並ぶ世界の三大穀物であり,特に主食として多くの人口を養うという意味からも重要な作物である。イネは,太陽の恵みを受けて光合成を行い,米として,我々に貴重な再生可能エネルギーを与えてくれている。水田は,水と土壌とともに,何千年にもわたって連続して食糧生産の場となってきた。さらに,水田は,国土の保全,洪水の防止,地下水の涵養,生物多様性の確保などの多面的な機能を有しており,美しい日本の原風景となり,教育や文化伝承の場ともなり,都市と田園の交流にも役立っている。
 我が国における米の生産,品質,利用などに関する科学と技術は,世界の一線を走っているということは衆目の一致するところであるが,一般には意外に知られていない面もある。…本書をお読みいただくとわかるように,米は,我々のエネルギー源となることに加えて,様々な健康の維持増進に役立つ機能性成分を含んでおり,米飯以外にも,グルテンフリーパンやライスミルクなど多種多様な食品の原料となり,最近では,米を原料とするワクチンやプラスチックの製造技術も開発されるなど,無限といっていいほどの大きな可能性を秘めている素材である。…
 最後に,本書が,全ての米関係者に対して,我が国の米をめぐる生産,流通,加工,消費,研究などに関する科学的あるいは技術的な最新情報の提供となり,今後の米の研究開発および生産・消費の拡大に役立つことを期待したい。同時に,一般の読者にとっても,米をめぐる最新の状況について関心をもっていただく一助となれば監修者として望外の喜びである。
(本書「刊行にあたって」より一部抜粋)

※本書は、2022年に(株)テクノシステムより発刊された同名本の復刊・新装版で、目次等の内容は同一です。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top