石川啄木と労働者 「工場法」とストライキをめぐり

石川啄木と労働者 「工場法」とストライキをめぐり

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出版社
本の泉社
著者名
碓田のぼる
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2023年5月
判型
四六判
ISBN
9784780722406

石川 啄木(1886~1912。享年26歳)。「私は本書の中で、啄木における労働者性といったことを明らかにしたいと思いました。そのために、〈工場法〉と〈ストライキ〉をそれぞれの部立てとして、啄木の労働者観とその到達点を明らかにしようと思いました」(「あとがき」より)。本書末尾に掲載された詩稿では、冒頭、啄木が死の三か月前に記した言葉「団結すれば勝つ」「多数は力なり」を引用し、「啄木が生きていたら、さらに前に進むために、何を発見し得ただろうか。〈敵〉とたたかう〈連帯〉の発見! かけがえもない、その発見は偉大であった」と結ぶ。
本書は、長く啄木に親しみ、取り組んできた歌人による力作評論である。

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私は本書の中で、啄木における労働者性といったことを明らかにしたいと思いました。そのために、「工場法」と「ストライキ」をそれぞれの部立てとして、啄木の労働者観とその到達点を明らかにしようと思いました。(「あとがき」より)

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