1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
本書のテーマである「公私計画論」は、2014 年の『親水空間論』(日本建築学会編)に関わった小委員会が、2015 年から「水辺の公私計画論」とそれに続く「水と緑の公私計画論とマネジメント」小委員会の共同研究を経て、各委員が共有する“ 公私計画論” を取りまとめたものである。
本書の構成は3つに分かれている。「序論」では、公私計画論とは何かという全体の概念を提示し、研究成果全体の基本的方向性を示している。「論説」では、7つのテーマとなる「コミュニティデザイン論」「公私「まちニハ」論」「民間開放論」「住生活論」「歴史継承論」「環境・防災論」「都市河川空間の領域デザイン論」について委員それぞれが論じている。最後の「事例」では、全国水辺の公私空間MAPとして、全国に分布する水辺空間事例を取りまとめている。
日本建築学会の監修による「水辺」「親水」に関する新機軸の研究成果として、大学および研究機関をはじめ、多くの同様の研究分野の方々の目に留まることを切に願っている。(本書「はじめに」より抜粋)
【主要目次】
序論
序論 公と私が重なり合う場に(岡村幸ニ)
論説
第1章 水辺の公私空間コミュニティデザイン試論(上山 肇)
第2章 人でつながる公私「まちニハ」論(岡村幸二)
第3章 民間開放論(菅原 遼)
第4章 住生活論(畔柳昭雄、青木秀史)
―流域の住まい方から見る,持続可能な暮らしの形―
第5章 歴史継承論(市川尚紀)
―持続可能な水辺の景観まちづくりに向けて―
第6章 環境・防災論(田中貴宏)
―快適で安全な都市空間づくりに向けて―
第7章 都市河川空間のスケール・プロポーションと領域デザイン論(飯田哲徳)
事例
全国水辺の公私空間マップ(小海 諄)
―全国における水辺の公私空間の分布―
執筆者一覧
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。