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家計行動を体系的に理解する
日本の家計はどのように消費を決定しているのか。
本書では、消費税率引上げ、特別定額給付金の消費刺激効果、児童手当給付問題、老後の生活資金の不足問題など、わが国の消費にまつわる多様な現象を「ライフサイクル理論」を用いて一貫した視点から分析している。経済環境の変化がどのように家計行動を変えるのか、そのメカニズムの解明を試みる意欲作。
①「消費のライフサイクル理論」の今日的な意義と目的を、総合的に理解すること。
②ミクロデータを用いて、ライフサイクル理論の家計消費行動における実証分析をまとめること。
③日本の家計消費に関する課題や政策的介入の可能性、将来像についての知見をまとめること。
この3つが本書の大きな目的であり、著者は過去10 年以上に亘って、日本のデータを用いたライフサイクル理論の実証研究を重ねてきた。ライフサイクル理論の実証は、今日の応用計量経済学の中心テーマの一つであり、ミクロ計量分析の理解を深めるうえでも大いに役立つであろう注目の一書。
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