DOHaD先制医療への展開

DOHaD先制医療への展開

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出版社
金原出版
著者名
日本DOHaD学会
価格
7,700円(本体7,000円+税)
発行年月
2023年5月
判型
B5
ISBN
9784307170796

栄養、ストレス、腸内細菌……。胎生期・乳幼児期の環境要因が非感染性疾患(NCDs)の発症に大きな影響を与えるという概念DOHaD(ドーハッド)、その研究最前線の知見が集結した。
産科医、小児科医、内科医などの臨床医、動物・細胞モデルを扱う実験研究者、疫学、教育学、経済学、畜産学などの研究者、助産師、栄養士、公衆衛生・保健行政従事者をはじめ多くの読者にとって有益かつ興味深い1冊となった。

【目次】
1章 DOHaDの概念
1.DOHaD 説と日本の現況

2章 DOHaDを基盤とするライフコースの取り組み
1.先制医療とライフコース・ヘルスケア
2.出生コホート研究の最近の動向
3.生涯健康データベース構築化構想

3章 DOHaDのメカニズム
A.DOHaD とエピジェネティクス
B.DOHaD とジェノミクス
C.DOHaD と腸内細菌叢

4章 DOHaDの視点からみた疾患発症機序と先制医療
1.高血圧
2.腎疾患
3.糖尿病
4.肥満・脂質異常
5.アレルギー疾患
6.神経発達症群(発達障害)

5章 DOHaDを基盤とする保健・医療
A.プレコンセプションケア
B.妊娠中の栄養
C.胎児発育の評価
D.DOHaD と妊娠合併症
E.歯周病とDOHaD
F.DOHaD と発育

6章 DOHaDを基盤とする疫学研究
1.出生統計と疫学
2.エコチル調査
3.東北メディカル・メガバンク計画三世代コホート調査
4.ライフコースアプローチに基づく妊娠中における喫煙のリスク評価:前向き出生コホート「北海道スタディ」
5.こども調査(C-MACH)

7章 DOHaDを基盤とする動物・細胞モデル
1.肥満・メタボリックシンドローム
2.Developmental Origins of Metaflammation:DOHaD 学説と進化生物学の新たな接点
3.POHaD 研究における父加齢と精子のエピジェネティック変異
4.胎生期低栄養と行動異常
5.胎生期の過栄養と栄養シグナル
6.胎生期低栄養と身長
7.環境化学物質とDOHaD
8.ステロイド投与の影響
9.DOHaD の畜産への応用:DOHaD を応用して国土保全型牛肉生産システムを構築

8章 国内のDOHaD 研究の状況
1.日本DOHaD 学会と国内の状況
2.多職種連携および若手研究者参画の必要性:若手研究者からのメッセージ

9章 海外のDOHaD 研究の状況
1.国際DOHaD 学会と世界の状況

索引

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