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日豊本線は1970年代まで人気のC57を見ることのできる、貴重な路線であった。本来は旅客用の機関車であるC57型が貨物列車も牽くことでも興味深いところで、多くの鉄道好きを誘った。日豊線の基地である宮崎機関区には、数多くのC57、それも各年代の機関車が配置されていたことで、それも人気を呼んだ。そんな日豊線の名所を美しい写真とそれぞれのポイントなどを紹介。また、「鉄道100年」を記念して特別運転された「三重連」の記録、特に多くの鉄道好き、蒸気機関車を惜しむ一般のひとたちが集まった財部駅のようすなどを展開する。その時の主役を務めたC61 2については、前に使われていた青森区時代、最終的に保存された「梅小路蒸気機関車館」時代までを追いかける。多くの鉄道好きの共感を呼ぶ一冊です。
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