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榊原一郎は元天使である。天使だったとき、好きだった人間の女性・絹田玲菜が自殺しようとしていたところを救うところから物語は始まる。「あなたが人間だったらよかったのに」という玲菜の一言を信じて、榊原は人間になった。だが人間になった瞬間、「天使に戻ったほうがいい」と玲菜に拒絶されてしまう。焦った榊原は、神様に「もう一度、天使に戻してください」と頼むが、神様は「一人の人間を本当に救ったら、天使に戻してやろう」と条件を出す。榊原は、『天使本舗』という会社を立ち上げ、困っている人を〝本当に救う〟活動を続けることにする。
ある日、榊原は夜の公園で淋しそうにしている小学三年生の麻衣と出会う。麻衣の母親は、スピリチュアル・グループ〈宇宙の声〉にはまっていた。麻衣を救うために、榊原は〈宇宙の声〉に入り込む。そのうちに、絹田玲菜が〈宇宙の声〉のYouTube番組のアシスタントとして採用され、〈宇宙の声〉代表の神山は「人間に化けた悪魔を見分けるセンサー」をYouTube番組で紹介するが……。
人間の善悪や家族・親子関係、宗教的な組織など、現代的な問題が絡みあう、ファンタジー・トラジックコメディ!
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